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山水農耕図鍔(鐔)
銘 武州住正辰
Sansui noko-z (Landscape and agriculture)
Signed Bushu ju Masatoki
江戸時代中期 長門国、武蔵国江戸住
鉄地竪丸形鋤出
縦:70.8nn 横:67.7mm
切羽台厚さ:3.3mm 耳際厚さ:4.2mm
Mid Edo period
Nagato province and Musashi province
Iron
Height: 70.8mm Width: 67.7mm
Thickness at seppadai: 3.3mm
Thickness at mimi: 4.2mm
-
75,000
円(税込)
音声解説
00:00 / 01:04
拵用金具
2320
No.
美しい山水風景の中に農耕や漁労の様子が描かれている。室町時代に中国から伝わった耕織図 のようだ。山懐の湖の畔、収穫した稲を運び脱穀する農民たち。大きな櫛状の農具は千歯だろうか。二人がかりで籾をこき落としている。その隣では殻棹を打ち下ろし、千歯で取りきれなかった籾を脱穀している。湖には帆いっぱいに風をはらんで進む舟。何を捕っているのだろうか。
鍛えの良い地鉄に精巧緻密な鋤出彫という長州鐔の美点を余すところなく伝える作。手前を大きくはっきりと描き、遠くを小さくぼかすという遠近法も取り入れられている。
耕織図とは四季の美しい風景の中に農耕や養蚕機織りを描いたもの。為政者に民の労苦をしのばせ、施策の方針とするための戒めでもあったという。動力といえば全て人力かせいぜい風や水、馬か牛という今とは比べ物にならないくらい生きることに大変だった時代である。この鐔の詳細な彫刻も人の手が作り出したものだ。
神田権兵衛尉正辰(まさとき)は、江戸時代中期の長州金工で長州萩住、武州住と居住地名を切り、赤銅地肉彫り地透の作もある。


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